桃野、悩みなんでも解決します!1
「だって、みんな同じじゃつまんないでしょ!
十人十色!!ま、褒め言葉として受け止めとくね!」
『おう』
「すっごく大変だけど、やりがいがあると思うだ。人を変えたり、人の悩みに向き合うって誰でもできないと思うから」
『うん、俺も思う』
「さ!もう、帰ろっか!」
私が教室から出ようとすると、誰かが入ってきた。
「李璃…?」
『悩み相談部ができたって聞いたから、早速、悩み相談をしにきたの………』
「どうぞ座って」
『…うん』
『ダージリンティーになります』
『ありがとう…』
颯ちゃんが紅茶を差し出すと李璃はぺこりとお辞儀をした。