桃野、悩みなんでも解決します!1

『お前、もしかして転入生?』



「はい、向日葵組に転入して来ました、桃野望架です!」



『桃…?』



「え?」




「桃」その言葉は陽が言ってた言葉と重なった。




『…お前、桃か。良いな』





彼は余裕のある笑を浮かべ、
少しさっきとは違い、哀しそうな笑を浮かべた。




「あ、あの…」




…さっきと同じだ。



「桃」その言葉が私の胸に何かが突き刺さる。



突き刺さっているのはさっきの笑顔だろうか。


初対面とはいえ「桃」と聞いた瞬間の表情、顔の違い。


少し驚いたように、そしてなんだか、はにかんだ笑。




二人とも同じだ。




『空屋星夜』



「え?」



『……俺の名前だ』




あっ…、この人、一応礼儀はあるんだ…。




さっきまで初対面の人に対していきなり酷い言葉遣いだったからね…。

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