桃野、悩みなんでも解決します!1
『桃野、自己紹介』
いきなりですか?!
確かにもたもたしてる暇が無いのはわかるけどさ…。
「も!」
ははは恥ずかしいよ!!
今、完璧裏返ったよね!
緊張が高まり、みんなが注目している中、
私は自己紹介に声が裏返ってしまった。
みんな、頑張って笑いを堪えてる…。
みんな、目線を逸らして笑いを堪えてる…。
陽と星夜はもう口元を抑えてる。
二人の女子はいつも通りのことなのか、
彼女らのことを気にせず、私に話しかけてきた。
『桃野さん!私、相澤李璃奈[あいざわりりな]
って言うの!李璃って呼んでね〜!仲良くして
くれると嬉しいなー!』
李璃奈ちゃん。李璃。
とても愛らしく、焦げ茶の髪色にふわふわと
したロングヘアーにポニーテールにしゅしゅ。
女子力が高そうだ。
次の子が李璃を押し抜けてニコッとして言った。
『はいはい次私ね〜!私は西馬愛美[にしまあいみ]。周りからは
あいみぃ〜って呼ばれてるよ!よろしく〜!』