桃野、悩みなんでも解決します!1

『…内容による』



「私がもし、梁瀬くんを学校に連れてこられたのなら、先生も生徒にもっと目を向けてください!そう私と契約してください!」




笑顔でそう言うと、先生はため息を小さくつき、こう言った。




『誰も彼が不登校だとは言っていませんよ』



「だって、おかしいと思いませんか?この真夏の七月に、熱で七日以上って…。インフルエンザじゃあるまいんだし、それに夏風邪にしたって一週間もたてば治るはずです」



『桃野って案外頭、良かったんだな』



「っ常識範囲内です!!!」



『あ、そう。うちのクラスの人は大半知らない奴の方が多いだろうな』



「そうですか」



『そう言うことですよ』



「あの、梁瀬くんのこと何にもわからないので資料をください。それと―…」



『何です?応えられない要望には答えませんからね!』



「先生も一緒に同行をよろしゃっす!!」




真海先生は随分と間抜けな、あ、失礼か…。
唖然とした顔をしていた。

< 71 / 413 >

この作品をシェア

pagetop