桃野、悩みなんでも解決します!1
『入浴は我々が寝た夜中に、食事は我々が
用意し、部屋の前に置くと食べて下さいます』
「そうですか……」
『あの、お耳には入ってるとは思いますが、
梁瀬くんは万引きをされたという噂は入ってる
のですが、執事さんは梁瀬くんがやられたと
ご考えですか?』
『望架、さすがにそれはっ…!』
私は執事さんに真剣な眼差しを向けた。
確かに失礼極まりないことを承知でこのことを
聞いている。
佐賀野がわざわざ止めようとしてくれたが、
私は貫いてじっと執事さんの答えを待って
いた。
『…坊ちゃんはそのようなことをされる方
ではございせん…!!坊ちゃんの疑いを
晴らすことのできない私が疎かなばかりに……、
坊ちゃんは…。私の責任なんです…』