桃野、悩みなんでも解決します!1
そうなんだ…、お金持ちの家柄だから、
そういうことも対処するのかと思ったけど…。




「あの、ちなみにお父様とお母様は今、どちらに
いらっしゃるのですか?」



『ご主人様は今、アメリカの方で色々お仕事を
お持ちでありまして…、そちらの方が今、目を
放せないと言うことでして…、お坊ちゃんの
ことは今、疎かになっているというのが、現実
です…。すみませんっ…。』




ええっと…、なんて言えば良いんだろ…。



執事さんに、
そんな!執事さんは何も悪くないじゃない
ですか!!…みたいな言葉、白々しすぎて、
とてもじゃないけど言えないかも…。




「本当、その通りだと私も思いますよ」



『桃野、いい加減にしろっ!!!!』



「私、その通りだと思いますよ。
だって、甘やかしすぎじゃないですか!!
そうやって学校行かないで、食事ちゃんと
与えて、入浴だって好きな時間にできて…!」




真海先生のその本気で怒った口調に
負けずとして言った。


私は執事さんの震えた声を聞いた。




『…です、よね…』

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