愛を知らない一輪の花 〜after story〜

相談は良かったんだろうかと、本店を立ち去る竹口の後ろ姿をみながら思った。



疑問に思っている百合に田中が声をかける。



「百合さん、、大丈夫ですか?社長はこの事知ってらっしゃるんですか、、、?」


「この事って?」

「ほら、、竹口君の事ですよ。心配しちゃうんじゃないですか〜?」



一瞬驚きながら、微笑む。


「そうですねっ!あんなに仕事熱心な人がいるって聞いたら、嬉しいですよね!!ふふっ、今日にでも報告しておきます。」


それを聞いて、がっくりと項垂れ、百合に聞こえない声で呟く。


「、、、社長って気の毒な方ですね。同情しちゃいます。」
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