愛を知らない一輪の花 〜after story〜
そんな呟きも百合の耳には届かず、熱心にアレンジメントを作る。
「百合さん、これラッピングお願いします。」
「お客様です〜〜。」
「百合さん、電話お願いしますっ!」
蓮と入籍後は、斉藤ではなくなり皆んな下の名前で呼ぶのようになった。
蓮のお陰で、皆んなと仲良くなれた気がして、百合は嬉しかった。
勿論、駅前支店の透もそうだ。
ただ、何故か透が百合の名前を呼ぶと露骨に不機嫌な顔をする。