愛を知らない一輪の花 〜after story〜


「いいえっ!2人で回って早めに店に戻りましょう?その方が、店も助かりますしっ!ねっ?」



「、、そうでしょうか。」

百合は申し訳なさそうに呟く。




「そうですよ!!それに明日は珍しく、近くの斎場に生花スタンドの御予約受けてますし。ここのスタッフは祝のスタンドは作れても、仏事のスタンドは作れる人間いませんし、百合さんだけが頼りですから!桜井さんもそう言ってました。」

興奮気味に身を乗り出し熱弁する田中に、驚きつつも、百合は嬉しかった。





本店に来て、人間関係に悩んでいたが最近はこうやって助けてくれる人がいる。
社長の蓮のお陰なのだと、実感する。

「ありがとうございます。では、、、お言葉に甘えてお願いいたします。」
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