愛を知らない一輪の花 〜after story〜
いつもよりも、随分早めに帰宅した蓮がリビングで待っていた百合に駆け寄る。
慌てて立ち上がり、蓮に声を掛けた。
「おかえりなさい。お仕事お疲れ様です。お帰りに気づかず、すみません。」
「、、、、ただいま。いや、そんな事より桜井さんから聞いたよ。体調が悪いんだって?」
そう言って、そっと百合の頬に手を当てる。
「、、、確かに、顔色が良くないな、、。」
心配そうに眉を下げる。
「、、、っ!大丈夫です。少し貧血気味でして、、、。それよりまだ夕食の準備が出来ていなくて、、、すみません。」
百合は申し訳無さそうに下を向く。