愛を知らない一輪の花 〜after story〜

「百合は仕事に家事に、よくやってくれてる。体調が悪い時くらい、手を抜いてよ。」

優しく微笑む蓮に、涙がでそうになる。




「食欲はある?なにか果物でも買ってこよう。少しは口に入れた方がいい。貧血も体力をつけなくちゃ、治るものも治らない。」

そういって、車の鍵を出して玄関に向かう。





百合は、慌てて追いかける。


「私も一緒にっ、、。」

「百合は待ってて?すぐに帰ってくるから。」




そう言って、蓮は出て言った。
< 131 / 169 >

この作品をシェア

pagetop