愛を知らない一輪の花 〜after story〜
「百合は仕事に家事に、よくやってくれてる。体調が悪い時くらい、手を抜いてよ。」
優しく微笑む蓮に、涙がでそうになる。
「食欲はある?なにか果物でも買ってこよう。少しは口に入れた方がいい。貧血も体力をつけなくちゃ、治るものも治らない。」
そういって、車の鍵を出して玄関に向かう。
百合は、慌てて追いかける。
「私も一緒にっ、、。」
「百合は待ってて?すぐに帰ってくるから。」
そう言って、蓮は出て言った。