愛を知らない一輪の花 〜after story〜


百合が作った食事をしていると、蓮が箸を置き真剣な顔で百合を見つめる。

その姿に戸惑い、声をかける。



「蓮さん、、?どうされました?お口に合いませんでしたか?」





暫く沈黙していた蓮が、口を開く。

「今度の百合の休みに、俺の実家に来て欲しいんだ。、、、予定空けてくれるか?」


「、、、え?」

それを聞いて、不安そうな顔をする。



「両親が会いたがってる。結婚の話も進めたいし。いつまでもこのままって訳にはいかないだろ?俺は早く百合と本当の家族になりたい。」


真剣な瞳に、身体が震える。
同時に不安が襲う。
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