愛を知らない一輪の花 〜after story〜


開いた先には、タキシードに身を包んだ蓮が立っている。その姿に釘付けになる。


知った顔ばかりの横を、ゆっくりと施設長と歩いていく。

一歩、また一歩と蓮に近づいていく。
まるで吸い寄せられるような感覚に陥る。




蓮の前にたどり着き、顔をあげる。
すると、ゆっくりと差し出された手。

「おいで、、、百合、、。」



優しく微笑む蓮の手を取り、2人で牧師が待つ前にと進んでいく。

「百合、、綺麗だ。」

進みながら、耳元で囁く。


そして2人で牧師の前に立つ。
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