愛を知らない一輪の花 〜after story〜


チャペルのドアの前には、施設長が涙を浮かべながら立っていた。

その姿に、百合の目にも涙が浮かぶ。




「百合ちゃん、、綺麗ね。貴方の隣を歩けるなんて思ってもいなかったわ。」

口を手を覆い、百合は何度も頷く。





高野の指示で、ベールを施設長が下す。
そして、腕をしっかり組みドアの前に立った。




パイプオルガンの演奏が響き、ドアが開く。
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