運命の出会いは誓いのキスから 《番外編追加》
お兄ちゃんの話から総一郎さんの愛が痛いくらいに伝わって、もう我慢出来ない。
嗚咽を漏らして泣いた。
私なんて、いつも誰かを羨むばかりで、幸せになんてなれないと思っていた。
つらくて、苦しくて、妬むことしかできなくて、自分には自信も何もない。
それなのに、総一郎さんはそんな私をそこまで大切に思ってくれていたなんて。
「優衣、総一郎と優衣なら幸せになれる。もちろん、お前を傷つけるやつがいるかもしれない。でも、総一郎ならお前を任せられる。お前の兄として、総一郎の親友として、俺はお前の相手が総一郎で良かったと思うよ」
私がその話を聞いて、落ち着くまでにかなりの時間がかかった。
でも、これ以上、二人を待たせるわけにいかない。お兄ちゃんはそんな素敵な言葉を私にくれた後、社長と交代すると部屋を後にした。
いよいよ私は、社長と二人で話をすることになる。
お兄ちゃんが出ていってすぐに、部屋の中に響くノックの音。
「は、はい」と言った返事は声が裏返ってしまった。
「失礼させてもらうよ。自分の部屋にノックをして入るなんてなかなかないから貴重な体験だな」
部屋に入って来た社長に恐縮しっぱなしの私を和ませてくれた社長は私の向かい側にそっと腰を下ろすと緊張が抜けない私にこう切り出した。
嗚咽を漏らして泣いた。
私なんて、いつも誰かを羨むばかりで、幸せになんてなれないと思っていた。
つらくて、苦しくて、妬むことしかできなくて、自分には自信も何もない。
それなのに、総一郎さんはそんな私をそこまで大切に思ってくれていたなんて。
「優衣、総一郎と優衣なら幸せになれる。もちろん、お前を傷つけるやつがいるかもしれない。でも、総一郎ならお前を任せられる。お前の兄として、総一郎の親友として、俺はお前の相手が総一郎で良かったと思うよ」
私がその話を聞いて、落ち着くまでにかなりの時間がかかった。
でも、これ以上、二人を待たせるわけにいかない。お兄ちゃんはそんな素敵な言葉を私にくれた後、社長と交代すると部屋を後にした。
いよいよ私は、社長と二人で話をすることになる。
お兄ちゃんが出ていってすぐに、部屋の中に響くノックの音。
「は、はい」と言った返事は声が裏返ってしまった。
「失礼させてもらうよ。自分の部屋にノックをして入るなんてなかなかないから貴重な体験だな」
部屋に入って来た社長に恐縮しっぱなしの私を和ませてくれた社長は私の向かい側にそっと腰を下ろすと緊張が抜けない私にこう切り出した。