運命の出会いは誓いのキスから 《番外編追加》
花火大会の日、俺は父親の体調がおもしわくないと仕事先から呼び出され、社長室で次期社長就任を言い渡された。
どうせいずれは継ぐことになるのはわかっていたからそれについてはいよいよかという気持ちだけだった。
『わかった。次期社長やるよ』
俺の言葉に父親である社長も満足そうで、久しぶりに親子水入らずもいいなと思っていた。
その時までは。
問題はそれからだった。
『総一郎、お前もいい歳なんだからそろそろ身を固めないと』
突然の父親の言葉に俺は顔をしかめた。
結婚なんてしたくない。
するつもりもない。
でも、父親は更に追い討ちをかけるように言葉を続けた。
『そこに見合い写真を用意してあるから好きな女性を選びなさい』
そう言われて父親が指を指したデスクの上には数十枚の封筒。
こんなもの見たくもない。
でもきっと、父親は結婚なんてしないと言えば、落胆するだろう。
病気の父親にそんな心配はかけたくない。
とりあえず見るだけと見合い写真をパラパラと見るも何も感じなかった。
『……悪い。少し、タバコを吸ってくる』
と言い残し、俺は社長室を出て屋上に向かうことにした。
結婚せずにうまくいく方法を考えるために。
どうせいずれは継ぐことになるのはわかっていたからそれについてはいよいよかという気持ちだけだった。
『わかった。次期社長やるよ』
俺の言葉に父親である社長も満足そうで、久しぶりに親子水入らずもいいなと思っていた。
その時までは。
問題はそれからだった。
『総一郎、お前もいい歳なんだからそろそろ身を固めないと』
突然の父親の言葉に俺は顔をしかめた。
結婚なんてしたくない。
するつもりもない。
でも、父親は更に追い討ちをかけるように言葉を続けた。
『そこに見合い写真を用意してあるから好きな女性を選びなさい』
そう言われて父親が指を指したデスクの上には数十枚の封筒。
こんなもの見たくもない。
でもきっと、父親は結婚なんてしないと言えば、落胆するだろう。
病気の父親にそんな心配はかけたくない。
とりあえず見るだけと見合い写真をパラパラと見るも何も感じなかった。
『……悪い。少し、タバコを吸ってくる』
と言い残し、俺は社長室を出て屋上に向かうことにした。
結婚せずにうまくいく方法を考えるために。