自分で決める!!!
『由子さん。僕と一週間だけ一緒に居て下さい』
『うん。違う。好きな人って私なの?』
『はい。実家に戻ったら、結婚する事になるって聞いたので』
私は進くんに嫌われておらず好かれていた。
……驚いたけど、それ以上に驚いたのが
「結婚?」
「はい」
「私が?」
「はい」
「誰が言ってたの?」
「それは…」
「直之だよね? 直之しか居ないよね。
直之……」
「何? 姉ちゃん」
「直之……」
「おっ。進ー。さっきの電話ぶりだなー。
もしかして姉ちゃんに告白でもしに来たのか?」
「ああ……。したけど……」
「マジで!!
えっ!!! 姉ちゃんはなんて?」
「ああ……。それが……」
「待った! 本人が居るから本人に直接聞く!!
姉ちゃんなんて言ったんだ?」
「直之……」
「なんて…言って……って…。
姉ちゃん…。“うん”が…抜けてるぞ?」
「私が実家に戻ったら結婚するってどういう事?
説明しなさい!!!」
「ああーーー………。
進、告白ってこの告白かよ」
「いや、僕、告白……」
「直之!
早く説明しなさい!!!」
「分かったよ! 説明するよ!!
説明するけど…帰ってから…」
「今! ここで! すぐに! 話しなさい!!!」
「はい……。話します……」
『うん。違う。好きな人って私なの?』
『はい。実家に戻ったら、結婚する事になるって聞いたので』
私は進くんに嫌われておらず好かれていた。
……驚いたけど、それ以上に驚いたのが
「結婚?」
「はい」
「私が?」
「はい」
「誰が言ってたの?」
「それは…」
「直之だよね? 直之しか居ないよね。
直之……」
「何? 姉ちゃん」
「直之……」
「おっ。進ー。さっきの電話ぶりだなー。
もしかして姉ちゃんに告白でもしに来たのか?」
「ああ……。したけど……」
「マジで!!
えっ!!! 姉ちゃんはなんて?」
「ああ……。それが……」
「待った! 本人が居るから本人に直接聞く!!
姉ちゃんなんて言ったんだ?」
「直之……」
「なんて…言って……って…。
姉ちゃん…。“うん”が…抜けてるぞ?」
「私が実家に戻ったら結婚するってどういう事?
説明しなさい!!!」
「ああーーー………。
進、告白ってこの告白かよ」
「いや、僕、告白……」
「直之!
早く説明しなさい!!!」
「分かったよ! 説明するよ!!
説明するけど…帰ってから…」
「今! ここで! すぐに! 話しなさい!!!」
「はい……。話します……」