一途な社長の溺愛シンデレラ
「一生離さないから、覚悟しろよ」
止みそうもないキスの雨を受け、やっぱり、と思いながら私はたった今リンクトに投稿した文章を思い返す。
《社長の愛が重すぎる……!》
感情が出にくい私は、おそらく普通とはちがうのだろうけれど、私を十年間見守ってくれていた彼の愛も、普通ではないように思える。
それは、とても心地がよくて、いつか本当に砂漠に薔薇を咲かせるのじゃないかと思えるくらい夢があって……。
枯れない泉みたいだ。
「沙良、愛してる――」
一途な彼の愛は、奇跡の海みたいにどこまでも深くて、あますところなく私を包み込んでくれる――。
【一途な社長の溺愛シンデレラ ✽ 完】


