お見合い相手は無礼で性悪?
火傷しそうなほど熱く熟れるそこから
溢れ続ける蜜
執拗に続けられる攻めは
いとも簡単に追い込んでくる
『・・・ぁ、ぁんっ、だ、め・・・んっ』
堪えきれない身体は
大きな波に飲まれるように強張ったあと
真っ白な頭の中を空っぽにした
・・・
荒い呼吸が落ち着きぼやけた意識が戻ると
間近で微笑む彼が見えた
『可愛いかったよ、愛華』
オデコから順番にキスの雨を降らせた彼は
最後に耳元にフゥッと息を吹きかけると
『愛華と一つになりたい・・・』
力の入らない手を取り指を絡ませた
どこに触れられても熱を帯びる肌と
それに反して過ぎるのは不安
フルリと震える肩を抱きしめてくれた彼は
『愛してる』
覚悟をくれた
やがて・・
耳元で聞こえたのは『いくよ』と優しい声
小さく囁くと
疼きの中心に熱があてがわれた
『・・・っっ』
余りの痛みに呼吸を忘れ
彼の腕にしがみつく
身体を二つに引き裂かれるような痛みに
ギュッと閉じた目蓋から涙が溢れる
『愛華、ゆっくり息をして』
優しくかけられる彼の声にも
自分の身体が自分でコントロールできない
そんな私にそっと唇を合わせ
優しいキスをくれる彼に
少し、力が抜けた
何度も何度もキスを繰り返し
『愛華、全部入ったよ』
そう聞こえた時には
額にしっとりと汗が滲み
涙が止められなくなっていた