年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*

「清永ちゃんっ!支店長から連絡がありまして、祭壇の花材が足らないそうなので一緒に持ってきてほしいそうです。行きましょう。」

「え?、、私もですか、、?」

「そうですっ!急ぎましょう。」



百合に促され、2人で花材を掻き集め斎場に向かった。


車の中で百合に急に話しかけられた。

「清永ちゃん、、彩葉ちゃんってお呼びしてもいいですか?」

「も、勿論です。私も百合さんって呼んでもいいですか?」

百合は嬉しそうに頷く。

「はいっ!是非呼んで下さい。彩葉ちゃんっ」



穏やかな表情の百合に、気になっていた事を勇気を出して尋ねる。
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