年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*


「明日初デートだね、、?今までわがまま1つ言わずにいたんだもん。しっかり甘えておいでよ〜。」


「うんっ、、うん、、っ!それでね、、あのねっ、、どんな服着て行ったらいいかなっ!?」


恋人とのデートの経験もない彩葉は、着ていく服を亜子に相談する。


「そうだなぁ〜、、。あっ!あれは?この前の合コンの時のっ!!あれ、凄く可愛かったし。あれにしなよ。」

それを聞いて、落ち込みながら答える。



「、、、あれね、支店長が2度と着ないようにって、、。似合ってなかったみたい、、。」




「あー、、、。支店長、意外と心狭いんだね、、、。他の男に見せたくないってか、、。」


電話口で、ぼそぼそという小さい亜子の言葉が聞き取れない。
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