年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
追いかけて来てくれるかもしれないと、淡い期待をして振り返って虚しくなったり。
貰った指輪を外したものの、やっぱり手放せなくて服の下のネックレスにかけていたり。
こんなにも未練がある。
服の上からネックレスをぎゅっと掴む。
「松田さん、ありがとうございます。、、これ以上後悔しないように頑張って見ます。」
「うん。ここのみんな、、、勿論清永ちゃんの幸せも願ってるけど、やっぱり1番は支店長の幸せを願っちゃうんだよ、、。」
困ったように眉を下げる松田を見て
「、、、はい。私もです。」
2人は目が合うと、笑いながら駅前支店へと戻って行った。