年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*

そういって彩葉の作った書類をペラペラめくり、トントンと揃えた。

そして立ち上がり、帰る準備をし始めた。




指摘も無かったので、良かったんだろうと思い、頭を軽く下げ彩葉もロッカーに荷物を取りに行った。

休憩室をでると、そこに壁にもたれかかっている透の姿があった。



「お疲れ様でした。失礼します。」


横を通りすぎながら、挨拶をする。
すると透に手首を握られた。

「本社に行くついでに送ってやる、こい。」

そういって、ずんずんと透の車に向かう。




パニックになりなが、透に着いていく。
< 30 / 262 >

この作品をシェア

pagetop