年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
絶対叶わないであろう、この恋。
そう思うと切ない恋だけど、学生の頃味わえなかった特別な気持ちが今は嬉しい。
そっと運転している横顔の透を見る。
この人の隣にいれるのは1人だけ。
少なくとも自分ではない。
目を閉じて透を想う。
「、、まだ寝るな。家の場所を聞いてない。」
急に透に声を掛けられ、身体が飛び上がる。
「起きてます!!寝てません!!すみません!!!」
訳の分からない事を口走る。