年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
「、、、どうだろう。並大抵な努力をしてそれでもここまでは、、。こういう仕事はセンスも大事だから。」
「そうですよね、、、。」
目をそらさず祭壇を見つめ続ける彩葉に、松田は驚いて声を掛ける。
「もしかして清永ちゃん、、、祭壇の生け込みに興味あるの?」
そう聞かれ、はっと我にかえる。
「い、いえっ!私は経理ですから!!!他のことに興味持ってる場合じゃないですよねっ!」
透はそんな2人のやり取りを1番後ろの壁にもたれながら、見つめていた。