年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*


時間内に無事祭壇は完成し、片付けを始めた。


すると病院関係者の男が彩葉に近づき、声を掛ける。

「君、学生さんかな?見ない顔だね〜。アルバイトかな?女の子がこういう仕事、大変でしょー。その荷物持ってあげよう。」


そう言うと後ろから彩葉の手に、自分の手を重ねる。覆いかぶさるように後ろから抱きしめられる。


耳元で囁かれ、ぞくっと身震いする。




病院関係者であろう男の手を振りほどくにも、会社を思うと出来ない。真っ青になりながら固まる。

すると男は抵抗しない彩葉に、大胆にも尻を触りだした。
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