年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
「、、、そうだな。経験も無いガキに興味ない。立つものも勃たない。、、、あと10年経って出直してこい。」
またあの無表情な顔を見て、かっと怒りが湧いた。透を突き飛ばし部屋を飛び出した。
やっぱり自分じゃ無理なんだ。
昨日諦めたつもりだったのに、あの美しい祭壇を見て、、、助けてくれた姿を見て好きが溢れる。初めての事で自分のコントロールがとれない。迫った挙句、またもや振られた。
どうしたらいい?
どうしたらこの気持ちが無くなる?
彩葉は分からず、只々走った。