年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
お昼休憩になり、昨日の酒が残っているのか皆んな食事を摂らず机に身体を預けている。
彩葉も食欲がなく、コンビニで買ったスムージーを飲んでいる。
昨日も大分飲んだであろう亜子は、1人パクパクとご飯を食べている。
そんな亜子の姿に驚いて見つめていると、視線に気づき彩葉に声を掛ける。
「いろちゃんもちゃんと食べなよ〜。体に良くないよ?」
「あ、、うん。そうだね。」
「も〜。私だけ食べてると食いしん坊みたいじやん。てか昨日大丈夫だったぁ?大分酔ってたみたいだけど、ちゃんと支店長に送ってもらったの?」
触れられたくない話題に、一瞬ドキッとしたが、冷静に答える。