年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*







「此処で何してる。」

急に声を掛けられ驚くと、何故か透が仁王立ちして睨みつけている。


透がいないと思ったら本社に来ていたようだ。

とりあえず、来た理由を説明しようとすると何故か透が言葉を続けた。




「昨日だけじゃ物足りなくなって、男でも漁りに来たか?、、、こんな髪まで下ろして、、、誘っているのか?」

それを聞いて固まる。
黙っているのを肯定と取られたようで

舌打ちをされた。



「あ、あのっ」
『言い訳はいい。』

言葉を被されて、冷たい視線に黙り込む。

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