年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
「いえ、苦手というか、、、。私、本当鈍臭くて暗い人間で、、、友達もいませんでしたし。唯一打ち込めることが勉強でした。でもそんなことばかりしてたら、周囲から気持ち悪がられまして、、そんな自分を変えたくて覆い被さっていた髪も切って、お花屋さんに就職したんです。」
「社会人デビューってヤツだ。清永ちゃんは顔は童顔でかわいいし、きっと彼氏出来るよっ!!!気になってる人とかいるの?」
「えっ?えっ?!その、、気になってるというか、、そのっ、、。」
真っ赤な顔で慌てふためき、下を向く。
松田は、そんな彩葉の姿を可愛く思った。
「もしかして、、支店長?」
「あ、憧れですっ!!!私なんか相手して貰える訳ないですし、絶対恋人がいますよねっ?ですから好きとかそう言うのじゃなくて、、、、そうっ!目標です!!」