年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
「百合さーん!会いたかったぁー!」
「お元気でしたか!?」
「百合ちゃんてば、また綺麗になっちゃって困っちゃうわぁ〜、、。」
「寂しかったです〜〜!全然遊びに来てくれないんだもん。」
「子供産んだとは思えないですねっ!」
駅前支店スタッフに囲まれて、優しく嬉しそうに微笑む女性に見惚れる。
するとその人集りの後ろから、聞き慣れた呆れ声が聞こえた。
「お前達、、、相変わらず暑苦しいやつらだな。遊びできたんじゃないんだ。仕事しろ。」
そんな透の言葉に一斉に文句を言う。
「いいじゃないですかーー!?滅多にあえないんですからぁー!!」
「支店長のけちー!」
「支店長は社長経由で会えるでしょうけど、我々はそうじゃないんです!」