年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
その言葉を聞いて、分かってしまった。
透が想う人が、、、、。
透はスタッフをみんな一律に苗字で呼ぶ。
それが名前で呼んだ。
愛おしそうに、、、。
もう何も音が聞こえない。
思考が停止して、ただその様子を遠目で見つめることしか出来ない。
、、、本当に馬鹿だ。
抱いてもらったくらいで勘違いしてた。
恋人になれなくても、、、自分は少しだけ特別なんじゃないかって。
考えたら分かるじゃないか。
いつも怒りの含んだ目ばかりだ。
あんな優しい目を向けられた事なんてない。