年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*

その言葉を聞いて、分かってしまった。

透が想う人が、、、、。
透はスタッフをみんな一律に苗字で呼ぶ。




それが名前で呼んだ。



愛おしそうに、、、。



もう何も音が聞こえない。
思考が停止して、ただその様子を遠目で見つめることしか出来ない。

、、、本当に馬鹿だ。



抱いてもらったくらいで勘違いしてた。

恋人になれなくても、、、自分は少しだけ特別なんじゃないかって。

考えたら分かるじゃないか。

いつも怒りの含んだ目ばかりだ。
あんな優しい目を向けられた事なんてない。
< 97 / 262 >

この作品をシェア

pagetop