大好きなキミに花束を。
「そのへんも相変わらず鈍感なんだね。」
「………。」
“何が言いたいの?”
この一言を言いたいのに、言えない。
何もかも、空緒くんに見透かされてるような気がしてならない。
「……空緒くん。もう一度言うけど、私に好きな人なんていないよ。」
「ほんとにそう?」
「ほんとにそう。」
「じゃあ俺の告白を断ろうとしたのはなんで?」
「えっ……。」
なんで断ろうとしたこと……わかるの?