LOVE・GAME





心の中でツッコミをいれた時、
6限開始のチャイムが鳴った。


それと同時に立花陽チャンが教室に入ってくる。


まーた、どこ行ってたんだか。


立花陽チャンは、俺から少し、目線の遠い前の席に座った。


なんで今まで気づかなかったんだろうな。

自分でも、不思議なくらいだった。



『それじゃ、きっとつまんないよ』



立花陽チャンの言葉がずっと頭の中でこだましている。




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