クールな王子様に今日も恋してます〜この恋キミ限定〜
…って、わぁ…!?
そんなこと考えてるうちに、いつの間にか化学室の前まで来ちゃった…っ。
「どうした?さっきから、ずっと顔色悪いけど…」
化学室に水瀬くんとふたりっきり。
ここなら、教室からも職員室だって離れている。
誰にも気づかれる心配はない。
もう。人の目を心配する必要や不安は、消えて無くなったんだけど…。
あまりにも静寂な化学室は、時計が進む針の音と吐息。
そして、颯々たる風の音しか聞こえない。