クールな王子様に今日も恋してます〜この恋キミ限定〜
「もうー、そんな顔しないでっ!せっかくはるくんのこと解放してあげようと思って言ってるのに、そんな顔させたら意味無いじゃない」
きっと俺に気を遣わせないように、ワザと明るく言ってくれてんだろうな。
なぁ…美花。
その優しさに甘えてもいいか?
「私ね?毎日の病院生活にすごく退屈で、独りで1日を過ごすのは寂しいし、ベットでじっとしているのが、ちっとも楽しくなかった」
「うん」
「でも…そんな時。新しく入院する男の子と知り合ってから、つまらなかった病院生活が嘘みたいに楽しくって…初めて病院に居て良かったなって思えるようになったの」
そう話してくれる美花の表情は、今まで見たことないくらいにキラキラと輝いていて眩しかった。
まるで、ずっと咲かない蕾が花びらを咲かせたみたいに。