クールな王子様に今日も恋してます〜この恋キミ限定〜
ただ普通に街路樹を歩いてるだけなのに、目に映る景色がこんなにもキラキラと煌めいて。
水瀬くんと同じ景色を見られることが、とてつもなく幸せに感じる。
それに水瀬くん、何気に私の歩く歩幅に合わせてくれてる…
そんな優しいとこにもキュンとなる。
「やっぱ混んでるな…」
「そ、そうだね!」
マフィン、いつ渡そうかな…。
本当は噴水広場の前で渡す予定だったんだけど、あまりにも私服がカッコイイ水瀬くんに動揺して、渡すタイミングすっかり逃しちゃったんだよね…。
「白咲さん見て」
「えっ?」
突然、水瀬くんの足が止まって私も止まる。
急にどうしたのかな?なんて不思議に思いつつ、水瀬くんが指差す方に視線を変えると、大きなツリーが目に入った。
「綺麗…」
緑のもみの木が、黄色い光に包み込まれキラキラと輝いている。
目が眩むくらい綺麗なツリーだった。