例えば、XXとか。

翌朝、寝不足感を感じながら起きた。



あ~…… 眠い……

バイト行かなきゃ、それにお母さん達の事話さないと。



軽くパンと紅茶で朝ごはんを済ませ、碧斗の部屋を見つめる。



まだ、寝てるよね……

帰ったら話そ。



少し早めにバイトへと行くため家を出た。

菜月はバイトが休みでいない、少し寂しいと思いながら途中でコンビニに寄ってお昼を買って出勤する。

ひとまず、両親の事は考えず目の前の問題に向き合うと決めた。

それは優雅の事だ。

まず、優雅にはわかってもらわないと前に進めない。




「 すみません、この商品さがしてるんですけど どこかわからなくて…… 」

「 はい、それでしたらこちらにございます 」



時にお客の探し物を見つけ案内したり、レジで会計する。

そうしているうち、時間は過ぎていく。

無心で仕事を続け退勤。


そして帰宅。


玄関を開けると、待っていたかのように碧斗がいた。



< 98 / 282 >

この作品をシェア

pagetop