クリスマスは赤い誘惑
「は……っあ、ぁ、やぁ……ッ」

シーツを掴んで快楽の波に耐える。ぐっと中に押し入ったそれが抜けると呼吸を整える間もなく今度は指がずぷっと差し込まれた。

「あぁ……っ、や、はぁん……っ」

待ち焦がれたダイレクトな刺激に身体がびくびくと小刻みに震える。

「もうすごいことになってる……ほら、これ」
「ン…っ」

勢いよく引き抜かれた透明な液体が纏う指を眼前に見せつけられる。それが自分のものだと言われるのはたまらなく羞恥を煽られた。

「や、見たくな……んんっ」
「自分がどれだけいやらしいか自覚してる?」

唐突に口に差し込まれた指で口内をぐちゃぐちゃとかき混ぜられる。逃れようとするが指で舌を掴まれて抵抗できず、その指に舌を伸ばした。それを見下ろしている佐野くんの顔が明らかに興奮していてたまらない気持ちになる。そのままその行為に集中しているとふいに脚がぐっと開かされ、そこに熱いものが触れる感覚にびくりとした。

「え、……っん、あぁ……ッ!」
「は、中すげぇ」
「あ…っ、はぁ……ん」

気付いた時には下腹部の奥まで繋がっていて、背筋から頭のてっぺんまで貫かれたような衝撃と快感に首を仰け反らせた。

「な……んで、いきな……っ」
「欲しかったんだろ?すげぇうねってる、…っは、」

自分の意思とは無関係に締め付けるとその感覚がダイレクトに伝わってくる。久しぶりの衝撃に痛みはなく、ただただ佐野くんの腰の動きから絶え間なく競り上がる気持ちよさに生理的な涙が溢れる。

「ンン……っ、佐野く……っぁ、」

段々と表情にも動きにも余裕がなくなっていく佐野くんと目を合わせ、抱き合いながら溶け合う気持ちよさに溺れていく。幸せと快感に心と身体が満ちるようだった。
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