浅葱色の魁
戦が始まり


新選組が大阪城へ向かう前夜



「間に合った…
永倉、ここの指揮は任せた!
平助のとこに行ってくる!」



「おう!気をつけろよ!」




土方がひとり、平助の墓前に座る



「平助!!見ろ!!」



藤堂蔦の家紋 その裏に
藤堂高潔 黒田長知 脇坂安斐 
藤堂平助 松平定昭


幼名ではなく今の名が刻んであった



誇らしげに墓に向け、横の土を少し掘り
板を埋めた




「高潔様から兄弟の証を作るから
墓にって、頼まれてたんだ
よかったな!平助!
明日…
大阪に行く、もしかしたら
もう、ここにはこれねぇかも…
ふっ お前の分も生きて、戦ってやる!
ちゃんと、守れよ!
さみしくなったら、呼んでくれ!」







翌日










大阪城につくと

平助の死を知らせていなかったのに
近藤、沖田、陽乃が知っていて



「これ、平助様から土方さんへ」




「僕、熱のせいでまた、真っ白なところに
いっちゃって…
そしたら、平助君がね
土方さん…さみしがってるからって
頼まれたんだ!」




土方が、文だと思って開けた紙



!!!!!!




「慶喜様が、お撮りになったそうです」




姫として、着飾っているのに
ムスッとした平助の姿に



「あはははははっ 平助らしいな」




「さすが!平助様だわ!
元気になったようですね!」








〝諦めない 藤堂平助でいたいから
どんなことにだって、負けたくない

土方さんのそばにいたいから!〟









そう言っていた平助を思い出し







「俺も… 負けてられねぇな!」











































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