見合い相手は、変貌を遂げた御曹司


「詩織、今日もちゃんと迎え来る?」


「、、、うん。仕事終わったら連絡するように言われてるから。」



どんな時間になっても仕事終わりには連絡をいれるように暁人から言われている。

それを聞いて、優子もホッとする。



「、、、それなら良かった。痴漢にもあったことあるんだから極力乗らないようにしなきゃダメよ。佐々木君にその事がバレたら、、、大変そうだし。」


すると詩織は気まずそうに、下を向いた。




「バレたっていうか、、、これまでの恋愛だったりを辰巳君に聞いたみたいで。物凄い剣幕で怒られた。、、、2度と乗らないようにって。破ったら、、、監禁する、、とか冗談だと思うけど、そんな事言うから。」
< 147 / 291 >

この作品をシェア

pagetop