見合い相手は、変貌を遂げた御曹司


酸欠を起こしそうでクラクラし始めた所で、ようやく解放された。


つーっと糸が繋がり、それを暁人が舐め切る。

色気の溢れる姿に、思わず下を向く。


「こんなところでごめん、、。あまりにも可愛い事いってくれるから、ついっ。、、、寂しい思いさせてごめん。一度詩織の会社に行ったことあっただろ?その時見た、詩織が作った資料を見て勿体無いと思ってたんだ。でも、、詩織は他にもやる事が山積みだし、精神的にも苦労させてるから我儘なんていえなかったんだ。本当は、こうして一緒に働きたかった、、、。」


自分の我儘で無理やり此処に来たのに、暁人もそう思ってくれて居たことが嬉しかった。




「嬉しいです。私、、頑張りますっ。」


「あぁ、一緒に頑張ろうな。」


2人は笑い合いながら、お弁当を食べ始めた。
< 203 / 291 >

この作品をシェア

pagetop