見合い相手は、変貌を遂げた御曹司


泣いて必死に訴えた。


認知しなくていい。

迷惑にならないようにこの町から出て行くと。




それでも智成はそれを認めず、泣きじゃくる詩織を引っ張り病院へ連れていかれた。

目が覚めた時には、既に処置が終わっていて
喪失感と罪の意識だけが心に埋め尽くされた。




智成の姿は無く、処置の支払いだけが済まされていた。


暫く1人になりたくて、アパートも越して仕事に没頭した。

、、、現実から逃げたかった。



心配する優子と辰巳に、こんな自分を知られたく無くて平然を装った。
< 247 / 291 >

この作品をシェア

pagetop