見合い相手は、変貌を遂げた御曹司


「この神崎ホールディングスの社長には、彼女は不釣り合いですよ。堕胎経験がある女なんて、、、ね?私が貰ってあげますよ。妻と別れた今なら、今度は産ませてあげられる。、、、あんなに泣いていたんだ。とんで喜んでくれるだろう。」


クスクスと笑う智成。


暁人は、下を向いたまま拳を震わせる。



そしてゆっくりと顔を上げ、殺気だった表情で智成を睨みつける。


「彼女は、神崎の人間だ。過去に何があろうとも詩織は変わらない。昔から純粋で綺麗なままだ。彼女を侮辱することは許さない。」


そしてゆっくりと背を向ける。






「例え誰であっても、、、。詩織は手放さない。どんな手を使ってもだ。」
< 251 / 291 >

この作品をシェア

pagetop