見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
「この神崎ホールディングスの社長には、彼女は不釣り合いですよ。堕胎経験がある女なんて、、、ね?私が貰ってあげますよ。妻と別れた今なら、今度は産ませてあげられる。、、、あんなに泣いていたんだ。とんで喜んでくれるだろう。」
クスクスと笑う智成。
暁人は、下を向いたまま拳を震わせる。
そしてゆっくりと顔を上げ、殺気だった表情で智成を睨みつける。
「彼女は、神崎の人間だ。過去に何があろうとも詩織は変わらない。昔から純粋で綺麗なままだ。彼女を侮辱することは許さない。」
そしてゆっくりと背を向ける。
「例え誰であっても、、、。詩織は手放さない。どんな手を使ってもだ。」