見合い相手は、変貌を遂げた御曹司


「ごめんっ!遅くなった〜。」

バタバタと詩織の元に駆け寄る。


「優ちゃんっ!心細かったよ、もう。」


優子の姿を見て、ホッとした。



「本当ごめんって!ここ奢るから許して?それよりそのドレス、、、私の結婚式に着てきたドレスだね。上品で詩織に凄く似合ってる!!」

「本当?ありがと〜。優ちゃんも可愛い!スタイル良いから何着ても似合うね〜。」



もう歳も取る一方だったので、優子の結婚式用にシックなネイビーのドレスを買った。

光沢のある素材に首まで詰まるハイネックのドレスは肩が出つつも上品でウエストが少し絞ってある。丈も膝下と年相応の長さだ。

それにシルバーのショールを羽織る。


髪は綺麗に編み込んで、顔まわりは少し残し後は全て上に上げた。
< 26 / 291 >

この作品をシェア

pagetop