見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
辰巳が帰宅する頃には泣きやみ、夕食の準備をして2人で出迎えた。
辰巳も詩織を快く受け入れ、優しく微笑んだ。
結局2人は、何も聞かずに置いてくれた。
それが、今の詩織にはありがたかった。
客間を借り、暫く厄介になった。
詩織は、2人が快適に過ごせるように、家事を徹底した。
食事の準備に部屋の掃除、洗濯と完璧すぎる詩織に優子は少し引いていた。
時間が空いたときは、
仕事先と住む場所を探した。
いつまでも甘えてはいられない。