見合い相手は、変貌を遂げた御曹司
よく見ると暁人の手には、ここに来るときに持ってきたキャリーバッグが握られている。
すると暁人が近づいてきて、急に片手で抱き上げられた。
「じゃあ、このお礼は後日必ず。」
そう言って玄関の方に向かって行く。
左手にはキャリーバッグ。
右手には詩織を荷物のように軽々と持ち上げ、リビングを出て行く。
詩織は慌ててリビングの2人を見ると、
楽しそうに笑っていた。
そして優子の優しい声が響く。
「、、、叱られておいで。そしたらまた、2人で遊びにおいでよ。待ってるからねっ。」