見合い相手は、変貌を遂げた御曹司


お腹だけ飛び出た優子が優しい顔をして、お腹に手を当てる。


「ふふっ。楽しみだなぁ〜。辰巳君似かな?女の子はパパに似るっていうでしょう?男の子はママにとかねっ。」


「えぇ〜?そうかなぁ、、、。どう見ても、、ママ似じゃない、、?あ、ほらっ!」


そう言って家の中から出てきた暁人の方を優子は指差す。

釣られて詩織も玄関を見る。



そこには、詩織そっくりの綺麗な男の子を抱いた暁人の姿があった。

2人の視線に気づき、
暁人は笑いながら近づいてくる。


「なに、どうしたの?2人で家の見学会?、、、伊織が少しぐずってたよ。詩織の姿が見えなくなると後追いするからね。」

隣に並ぶと直ぐに手を伸ばす伊織を見て、暁人は苦笑いを浮かべる。
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