星の降る夜、僕は君に嘘をつく。
私はCDを受け取り、ショップを出る。

聖也さんの待つベンチに向かおうとすると私はCDショップ隣のブランド店が目に入る。

私は少しだけその店を覗いた。
そこで見つけたのはレーザーの眼鏡ケース。

私はそれを手にレジに向かう。

「ラッピング、お願いしていいですか?」

お代を払いそう口にする。
ここも無料でラッピングしてくれる。

「クリスマスプレゼントですね。彼氏さんにですか?」

女性店員さんがにこにこしながら聞く。

「はい、お願いします。」

私が少し待っているとラッピングの出来上がった袋を受け取った。

「ありがとうございます。」

私はCDの袋とそこの紙袋を持って聖也さんの元に走っていく。
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