私が君を好きにならない理由
切れかけの友情なんて切ってしまえばいい。
もう終わりだ。






ここまで来たらとことん嫌われよう。







「もう用は済んだ?私帰るから二度と会いに来ないで。」








そう言ってその場を立ち去ろうとすると、蓮の声が聞こえた。









「それが、お前の本音なのかよ?」








そう、これが本当の私。私は腐りきってしまった。







もう、綺麗だった頃には戻れない。









「そう。これが本音。嫌いになったでしょ?嫌いになっていいから。2人で頑張って。
さよなら」









そして、私はその場を去った。










もう終わった。私たちの友情は終わった。
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